理想的な技術者とは…。
人当たりがよく挨拶もきちんとできて、客受けがよい。ものを作らせればサクサク動いてコーディングにもムダがない。
バグも綺麗に潰してくれている。
…と、そんな人がいたらそりゃぁ素晴らしいと思うけれど、10年以上この業界にいてもまぁそんな神のような方にはお目にかかったことがありません。

やはりどこか欠けているのが人間というものです。
一緒に仕事をするなら人間的に素晴らしい人と技術的に素晴らしい人、どちらがいいか。

私は断然前者ですかね。。
やっぱり性格のひねくれまがった人というのは一緒にいるだけでストレスのもとです。
私がバリバリに仕事が出来る人だったとしてもストレスで胃を壊してしまいそう。
大バトルになった日には怒りで頭が一杯になって仕事も手につかないかもしれません。

技術的に欠けている人にもイライラさせられるでしょうが、人間的にスバラシイ人ならばぐっと我慢して忍耐強く教えていくことができそうです。

世間一般的にも私と同じように感じている人が多いようで、技術的な部分が欠けていても人間的に良く出来た方の方が好まれるようです。
これは和を重んじる日本人ならではの結果ではないでしょうか。

しかし他人の事を言うのは容易いですが、わが身を振り返ってみれば…。
技術的にも抜きん出ず、人間的にもそこここに欠陥が見え隠れ。
どちらも中途半端と言うのが実は一番やっかい者かもしれません。

アナタはどちらのタイプですか？